留学って何をすることでしょう?

言葉を学ぶだけじゃない?!

留学って何?と聞かれれば、まずは「語学を勉強」か、「文化を体験」という言葉が思い浮かびます。
しかしながら、留学というのはそれだけで語り尽くせるものではないような気がします。

「これ」という理由が無い場合も多くあるのではないでしょうか?

例えば、「日本では飽き足らない」「英語で何かを学びたい」「その環境から何かを見つけたい」などです。「なんとなく憧れる」というものもあるでしょう。

現実的に考えれば、「留学してみようかな?」と思う段階では、「憧れ」「言葉がしゃべるようになりたい」「その場所が好き」、など、「何となく」が多いのではないでしょうか?

或いは、「映画を勉強したい」とか「海外で働きたい」などの勉強の次に待っている仕事への憧れでしょうか?

留学に目的は必要か?

よく留学生の間や、日本から皆様を送り出す人たち(親、友達、斡旋会社)から言われることに、「目的が無いなら留学してもムダに終わってしまう」という話があります。
例えば、仮に留学してしまった後に、「やっぱりやめた!帰りたい!」と思ったときにどうするでしょうか?

高校留学でしたら日本に待っているものは高校への再入学。これは非常にややこしい問題です。

大学や専門学校なら復学、あるいは、再入学。社会人なら再就職活動。これは人により目指すものも違いますし、何を良いとするのか価値観も多様ですから一概には言えませんが、一般的には大変な難関です。目的がしっかりしていれば「帰りたい」と挫ける可能性が低くなるかもしれません。帰国後も「何のために留学したのですか?」と問われた時に答えを出しやすいということでしょう。

実際には「目的を持て」と言われても難しいものです。面接試験前に慌ててセリフを考える時のような心境になります。語学の習得が目的ならば、なぜ「駅前留学」ではダメなのですか?このページを読んでいらっしゃる皆様はおそらく、普通に日本で暮らしていればいいものを、わざわざ海外留学なんて大変なことをしようと思ったことがあるのでしょうから、何らかの動機をココロに感じていらっしゃるのではないでしょうか?

皆様の「もう一歩」を止めているものは何でしょう?
親の反対、お金、時間、現実?

目的の中身なんて自由!

「日本だけでは世界の状態がわからない、海外にでていろいろな事を学びたい」「英語ではなく、英語で何かを学びたい」「日本の大学もいいけど、受験勉強に疲れて入学できたとしても、バイトばっかりして何も身に付かないまま大学生活を終わらせてしまいそうだったから」「もっと有意義に価値をもたせて、今を送りたいと思ったから」「英語が好きだから」「英語が話せるようになったら今よりもっともっと多くの人と話すチャンスがあるから」「自分の世界が広がる」「英語の教育を受けたい」「高校生といういろいろな事を吸収できる時期に留学で学べる事が多くあると思う」、このサイトを訪れてくださる現役留学生の皆様からは頼もしいご意見が多く寄せられています。

どんな理由や事情でも構わないと思います。自分でココロに感じた何かがあれば。

さぁ、あなたの「留学物語」を描いてみてください。
何のために行くのですかって、そんなことまで考える必要がありますか?