留学生の保険って?

健康編

海外留学では、環境や気候の変化などで体調を崩しやすいものです。体力に自信がある人でも、油断をしていると風邪をひいたり、お腹をこわしたりするトラブルがよくあります。また、小さなケガから交通事故まで、何があるか予測がつくものではありません。 また、海外で医者にかかると高額な費用を請求されるというのは広く知られるようになりましが、万一の為にケガや病気の治療費用が補償される海外旅行保険には、加入しておくほうが良いでしょう。

盗難、脅迫編

手荷物は泥棒の格好の標的です。日本人は多額の現金を持ち歩くと見られていて、特に狙われ易いというのが通説です。背中にケチャップがついていると声を掛けてきてスリを働く「親切ドロ」や、わざとぶつかってきて安物のワインを落し、「弁償しろ」と脅迫する「ボトルマン」などが古典的な手口です。寸借サギやわざとコインを落して気をそらす「親切心悪用ドロ」も多数出没しているとか。残念なことですが、海外ではむやみに人を信用することは避けた方がいいようです。ちなみに、現金やトラベラーズチェックは海外旅行保険の補償対象にならないのでご注意下さい。 その他の手口として、空港出口で「手荷物を見せろ」と近づいてくる警官。開けたバッグをゴソゴソやっていたが、「OK」と言って立ち去った。ホームステイ先に着いて確認したら、カメラを抜き取られていた等の被害例もあります。 

賠償編

日本ではあまり身近でない賠償事故も海外では珍しいことではありません。人にぶつかってケガをさせてしまったり、不注意で店頭の商品を壊してしまったり、レンタルしたスキー板を壊してしまったなどというのも損害賠償請求の対象です。「ゴメンナサイ」では済まされない一大事のために海外旅行保険による備えは不可欠です。 もしも事故に起こしてしまったら、まず気持ちを鎮めること。また、日本語の「すみません」の感覚で「I’m sorry」と言ってはいけません。「謝らない」「示談しない」「サインしない」が鉄則です。ほとんどの場合、海外では当事者は決して言い争わないし非も認めないものです。まず、警察、保険会社、場合によっては現地の日本大使館や領事館に連絡し、状況がしっかり把握できるまで、どんな書類にも軽々しくサインしてはいけません。また、できる限り事故現場の状況を写真に撮っておく事が大事です。

日本の健康保険制度編

1981年3月から、日本の健康保険(国民健康保険を除く)が海外での医療費にも適用されるようになりました。請求の際は医師の署名が入った診療明細書や領収書が必要です。帰国後、診療明細書に日本語訳(翻訳者の住所・氏名も明記)を添付し、社会保険事務所に提出します。ただし、手続きに時間がかかる上、日本の診療報酬に見合った額のみの払い戻しとなる(注意:例えば、日本で8万円の手術の場合、現地で30万円支払っていても8万円しか支払われない)ので、別途、海外旅行保険に加入していた方が安心です。