
留学先で授業を受けるだけでなく、学外の活動にも参加したい。そう考えていても、授業と交流を同じ日にどう組み合わせるのかは想像しにくいものです。
オーストラリア政府の留学情報サイトStudy Australiaは、2025年6月に日本からメルボルンへ留学したAkihoさんの学生生活を紹介しました。公開時の案内では、メルボルン大学で商学士課程を学んでいます。ここでは、本人の短いVlogと文章から、授業のある一日に学内交流とアンバサダー活動をどう入れていたかを読み取ります。
在籍状況と活動は、2025年に公開された本人紹介の内容です。2026年現在も同じ課程や役割に在籍しているとは断定しません。アイキャッチは留学生活のイメージで、Akihoさん本人の写真ではありません。
53秒のVlogに収まった授業日の流れ
動画は、朝食を買ってトラムで大学へ向かう場面から始まります。大学では空き時間を自習に使い、午前は統計学、午後は経営学の授業に出ています。昼休みには友人と話しています。
ここまでは大学の授業日です。違いが見えるのは、授業が終わった午後3時ごろからです。AkihoさんはStudy Melbourne Hubへ移動し、Study Melbourne Ambassadorとしてイベント運営を手伝っています。その日の催しは、金融と会計のキャリアが主題でした。
授業と学外活動は別の日に分けるとは限りません。この動画では、授業終了後に別の場所へ移動し、学生向けイベントに参加しています。短い映像ですが、時間割の外に活動を置く具体的な姿が分かります。
本人の文章から分かる交流のきっかけ
Study Australiaの紹介文で、Akihoさんは高校時代に交換留学でGeelongへ滞在し、その経験から大学ではオーストラリアへ戻りたいと思ったと説明しています。日本から一人で移ったことも、本人の文章で確認できます。
友人づくりについては、待つだけではなく、自分から会話を始めたり、活動へ加わったりすることが大切だったと振り返っています。ただし、これは誰にでも同じ結果が出る方法ではありません。本人は自分を人と話すことが好きな性格だとも説明しています。
この体験から使えるのは、性格をまねることではなく、会話が始まる場所を時間割の中で見つけることです。動画には、昼休みの会話と授業後のイベントが出てきます。どちらも、友人へ突然声をかけるためだけに作った時間ではありません。すでに同じ場所にいる人と話せる場面です。
- 授業前の空き時間に、同じ教室へ向かう学生と話す
- 昼休みに、授業や課題の話から会話を始める
- 大学や自治体の学生イベントへ一度参加する
- 興味のある分野の催しで、参加者や運営者と話す
語学学校で放課後の過ごし方を決めたい場合は、豪州留学初週の自習室と放課後交流も参考になります。大学生活とは活動の仕組みが異なるため、自分の学校が案内する行事と照らしてください。
学生アンバサダーという授業外活動
Study Australiaの紹介では、Akihoさんは2025年のStudy Melbourne Ambassadorとして、SBS Japaneseのポッドキャスト出演や交流行事を経験したと述べています。SBSの2025年4月の記事では、日本から参加した最初の留学生として紹介されました。
Study Melbourneの現行案内によると、同プログラムはビクトリア州の高等教育機関で学ぶ留学生向けのボランティア活動です。アンバサダーは学生行事の企画や運営、公式行事への参加、留学生コミュニティーへの情報発信などを担います。アルバイトではなく、報酬のない活動と明記されています。2026年分の応募は現在終了しています。
| 動画・文章で確認できること | 留学前に調べること |
|---|---|
| 授業後にHubの行事運営へ参加 | キャンパスから会場までの移動時間 |
| 金融・会計のキャリア行事に参加 | 自分の専攻や進路に近い催しの有無 |
| ポッドキャストや交流行事を経験 | 学生アンバサダーや学生団体の募集時期 |
| 友人との会話を授業日の中に確保 | 授業、課題、活動を入れた一週間の余白 |
大学や自治体によって、役割、応募条件、活動時間は変わります。Akihoさんの活動内容を、別の大学や都市へそのまま当てはめることはできません。応募を考える時は、募集要項で次の点を確認します。
- 在籍する学校と課程が応募条件に入るか
- 活動期間中に現地へ滞在できるか
- 毎月の活動時間を授業と両立できるか
- イベント運営、発信、相談対応のどれを担当するか
- 有給の仕事か、無給のボランティアか
オーストラリア留学全体の都市選びは、都市とワーホリ条件を比べる基本情報で確認できます。住まいと生活費を先に整理したい方は、学生寮・ホームステイ・シェアハウスの費用比較も合わせて読めます。
体験談を自分の留学計画へ移す方法
ここから先は、Akihoさんの行動を誰にでも当てはまる方法として勧めるものではありません。時間割に交流の予定を入れる時の一例です。授業、課題、移動、休息を書き出し、空いている時間を確かめます。
Akihoさんの動画では、授業のない一日ではなく、統計学と経営学の授業がある日に活動へ参加しています。だからこそ、活動名より時間の使い方が参考になります。大学の学生団体、キャリア行事、ボランティア、地域の留学生支援には、それぞれ必要な時間があります。
興味のある活動を一つ選び、開催時刻、移動時間、終了後に課題へ使える時間を確認します。複数の活動を一度に入れず、無理のない回数から試すと授業との重なりが分かります。
授業初週に英語で相談することが不安なら、オーストラリア留学の英語不安と相談先で、学校内の相談先を確認できます。活動に参加する前に、担当者に開催場所と参加方法を聞く文を準備しておくと、当日の迷いを減らせます。
動画と公式ページで分けて読んだ留学生活
AkihoさんのVlogからは、授業、自習、友人との会話、学生イベントが一日の中につながっている様子が分かります。文章からは、日本から一人で渡豪したこと、2025年公開時にメルボルン大学で学んでいたこと、Study Melbourne Ambassadorとして学外の機会へ参加したことを確認できます。
一方、アンバサダー制度の応募条件や役割は年度ごとに確認が必要です。本人の体験はStudy AustraliaとSBS Japaneseで読み、制度の現行条件はStudy Melbourneの公式案内で分けて確認してください。
紹介した本人発信と公式情報
- Study Australia「Akiho from Japan」
- Day in the Life of an International Student
- SBS Japaneseの本人インタビュー紹介
- Study Melbourne Ambassador Program
最終更新日: 2026-10-01