テロと戦争の時代を生きる

数年前には想像もできなかった事態となりました。米国同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争、パレスチナ問題、北朝鮮拉致、核問題、冷戦後の世界情勢は益々混沌としています。私達のような一般的な日本人はこの情勢下、一体何ができるのでしょうか?そもそも私達自身に誤解がありました。世界は実は全く平和ではないし、脅威は日常的に直ぐとなりに存在していました。特に日本の地理的な位置。中国があり、ロシアがあり、韓国があり、北朝鮮があり、国家が常に互いを監視している関係に変わりはなかったのです。現実を踏まえ私達に出来ること、それは学生レベル、民間レベルで互いに交流していくことしかありません。そんな個人的な友人関係がいつか何かの力になるのかもしれません。

身近な影響

同時多発テロ以降、身の回りで様々なルール変更が行われています。例えば、機械読み取り式でないパスポートを持っている人(主に海外でパスポート発行を受けた人)はアメリカ入国にビザが必要になったり、アメリカへの輸出品については「24 時間ルール」という規則ができ、米国税関は、船会社、NVOCC に対し米国向け輸出貨物の船積港における船積 24 時間前までにマニフェスト情報を、原則、米国税関システム( AMS )により米国税関に申告することが義務付けられたりしました。また日本から輸出される物については、従来の輸出管理令、外為令に加わる形で、殆ど全ての貨物について、「キャッチオール規制」と呼ばれるルールが適用され、その貨物が大量破壊兵器開発に使用される恐れがあるとの情報を事前に得ていたかどうかを確認することが必要となりました。

海外での安全対策

海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努める必要があります。外務省海外安全相談センターにて、安全な海外渡航・滞在のための情報提供が行われています。